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新型カムリはTNGA第3弾!トヨタの新しいブランディングとフルモデルチェンジ

新型カムリはTNGA第3弾!トヨタの新しいブランディングとフルモデルチェンジ

クルマに限った話ではありませんが、モノの売り方っておもしろいし、知的だし、とても戦略的だと思うのです。

プリウスに始まったハイブリッド(エコカー)というブランドを置き換えるように、トヨタの新しいブランディング戦略が動き出しましたね。

TNGA(Toyota New Global Architecture)『自動車の作り方をもう一度見直してみました』たぶんそんなイメージです。

なんだろう。

農業で例えるならば、「化学肥料は土地に悪いから、トヨタは有機肥料(牛糞とか堆肥とか)しか使いません!」ってのが、ハイブリッド的な環境を意識したブランディングだとすれば。

一方で、「新しい時代の農業は肥料だけに頼りません。土壌づくりやその周りの環境まで、もう一度根本から見直しました!」ってのが、TNGA的な作り方をイメージさせるブランディングかと。

ほら。そのなんていうか、製法や作り方の手順に関するブランディングって、よくあるじゃないですか。

一番搾り!だとか。遺伝子組み換え不使用!だとか。シチリア産レモン使用!とかも。

そういうのを自動車業界にも持ってきたわけであります。

※商品画像はトヨタ公式HPより

新型カムリ

新型カムリはTNGA第3弾!トヨタの新しいブランディングとフルモデルチェンジ

自動車業界だと、マツダのスカイアクティブっていう作り方に関するイメージ戦略がそれに近いものというか、トヨタのTNGAに先行している作り方イメージブランディング戦略なのではないでしょうか。

でも、よく考えてみると不思議なところがあります。

だってさ、うちはこんな作り方してます!っていう話と、だからいいクルマなんです!っていう話に因果関係は無いじゃないですか。

料理で例えるならば、うちの魚は産地直送です!っていう話と、だからおいしい料理が提供できます!って話は、シェフの腕にかかっているわけだから、直接的には関係ありません。

だけど。

結果として、スカイアクティブを前面に打ち出したマツダは企業のイメージを大きく転換させることに成功した事例として取り上げられています。

人間って、そういうところはコロッとだまされるというか、言いくるめられてしまうというか、本当におもしろいと、そう思うのであります。

というか、『物体(人間)をA地点からB地点に移動させます』っていう着眼点においては、スカイアクティブだろうがTNGAだろうが大差はないと、そういう話もございます。

TNGA戦略

パクリ疑惑

マツダさんのスカイアクティブという「作り方ブランディング戦略」をまるで模倣するかのように、トヨタさんが後追いでTNGAを打ち出していくことは、企業の戦略としては王道だそうです。

シェアにおいて圧倒的に弱者であるマツダが、製法によるブランドの差別化を行ったことに対して、圧倒的な大企業であるトヨタが同じようなイメージをかぶせることで、先行したマツダの差別化を無効化する。

こうなると、マツダさんはもっともっとトガっていくしか生き残る道が続かないことになります。別の視点ではトガり続けることでブランドイメージの強化を加速できます。

トヨタさんは、会社の規模というパワーを利用して、マツダの戦略を真似することができたように思えますが、見方を変えれば元来トヨタが持っていたコンセプトが曖昧になることになります。

そもそもトヨタってどんな自動車を作り出すメーカーなんだっけ?そういう視点がブレブレになるわけです。

うーむ。確かにね。

モデルチェンジ

FFセダン
Audi?

さて、2017年の夏ごろに、フルモデルチェンジしたカムリが国内で販売開始となるそうです。

売れるのでしょうか。

ダサい。オヤジくさい。使いにくい。なんだかグダグダなイメージが雑誌などで取り上げられることもあるセダンタイプのボディです。

これで売れちゃったら、売り方による日本国民の物欲の流され方って本当に水物なんだなぁってことが、再認識できるような気がします。

結局のところ、何がイイのかもよく分からないで、モノを買っていることが浮かび上がってくるような、そんな時代なのだと私は感じています。

ひとつ言えることは、マツダはモノづくりを見直した結果、そこで確立した技術をスポーツ走行や、走る喜びという方向に傾けることによって、ブランドイメージを確立しているように思えます。

はたしてトヨタは、作り方を見直した結果、そこで得た根幹の技術を、どんな方向にシフトさせていくのでしょうか。

なんだか楽しみなのであります。

新型カムリはTNGA第3弾!トヨタの新しいブランディングとフルモデルチェンジ

読んでる本はこれ

もしかして、トヨタってマツダと同じことをやってる?ついにトヨタまで走る喜び戦略?そう感じたときに手に取った1冊。これがどうして王道らしい。シェアが少ない企業は差別化を図ることで、とがる。シェアが多い企業は差別化をコピーすることで差別化を無効化する。ふむふむ。これはおもしろい。この本を読むと世の中はこんな事例であふれていることがよく分かる。2011年初版。中古でも450円。価値が認められているのかも。

※・※・※

※参考文献
クルマを売りたいならクルマの話はやめなさい!
答えは必ずある(逆境をはね返したマツダの発想力)
暇と退屈の倫理学
ステーキを売るなシズルを売れ!

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