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鎌倉江ノ島の観光を写真多めで発信中!

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家電メーカーのデザインによる差別化とトレンドに考える購買意欲の真理と戦略


家電業界における、例えばデザインの差別化を1つの手段とするようなブランディングの事例など、マーケティング戦略の話は語りつくされている話題だと思います。けれども、1つだけ書いてみたいことがありました。

個人である我々の購買行動によって商品が選択され、企業は購買活動によって生み出されるトレンドをニーズとして吸い上げて、ニーズに沿って需要が見込めそうな商品を供給できるように、企業活動を行います。

ということは、問題視されている熾烈(しれつ)な価格競争の果てにあった企業の弱体化や、それによって2次的に企業内で引き起こされるマーケティング活動は、我々の購買行動が発端にあるということです。

卵が先か鶏が先か。

違う?

うまいこと言葉にできていない感じもあるんですが。

これって、SEO対策の話に似てませんか?という示唆も含みます。

デザインという付加価値

こんにちは。やたらと洗濯機のスタートボタンを押したがる、はるさめです。

マーケテイングやブランディングなど、言葉の使い方が適切ではないかもしれませんが、お許しください。

さて、cado(カドー)というメーカーをご存じでしょうか。デザイン性に優れた家電を積極的に販売するメーカーです。


cado空気清浄機
[ 出典 : cadoウェブサイト ]

cado加湿器
[ 出典 : cadoウェブサイト ]


これ、何だと思いますか?

商品の説明を受けなければ、この物体が一体どんな機能を有するものなのか、もはや分からないレベルに斬新な形をしています。

実はこれ、空気清浄機です。

cado空気清浄機
[ 出典 : cadoウェブサイト ]


そして、こちらは加湿器です。

cado加湿器
[ 出典 : cadoウェブサイト ]

うん。確かにかっこいい。

欲しくなりました。

空気清浄機といえば、

ダイキン空気清浄機
[ 出典 : ダイキンウェブサイト ]

こんな形が多かったからね。


加湿器といえば、

山善加湿器
[ 出典 : 山善ウェブサイト ]

こんな形だったからね。


もちろん、どちらの商品も、テレビや洗濯機や冷蔵庫ほどの歴史がある商品ではないし、テレビだってブラウン管から液晶モニターに変わって大きく形は変わったけれど。

ダイソン扇風機
[ 出典 : ダイソンウェブサイト ]

これなに?

っていうくらいに形が変わった商品は珍しいです。

ダイソンの羽が無い扇風機くらいに斬新ですね。

値段

では、この空気清浄機はいくらなのでしょうか。

cado空気清浄機
[ 出典 : cadoウェブサイト ]

22畳までのタイプが凡(おおよ)そ50000円です。

ちなみに、ダイキンの普通の空気清浄機は、凡そ35000円くらいで買うことができます。

買うお店や方法にもよりますが、15000円程度の価格差です。そして、cado(カドー)という初めて耳にするメーカーの名前。

聞いたことが無いメーカーだな。

壊れないのだろうか(耐久性)?

デザインは良いけれど、本来の空気を清浄するという機能に問題はないのだろうか?

などなど。

ここで、ダイキンというメーカーが築いてきたブランドという価値と、cadoが打ち出してきたデザイン性という価値が、価格という1つの土俵の上で戦うことになります。

どっちが勝つのか。

この勝敗によって、我々の購買行動が1つ粛々と行われ、冒頭でも述べたようにトレンドが決まる1つの要素になります。

結果的に、日本の家電メーカーの多くは斬新なものは作ることができずに、価格競争という道を歩んできました。

ブランドvsデザイン

「ダイキンというメーカーが築いてきたブランド」という価値と、表現しましたが、これってようするに信頼という安心感のことだと思います。このメーカーの商品を買っておけば、ちょっと高くてもまぁ間違いはないかなと。

ユーザーにとってうれしいのは、ダイキンがcado(カドー)のような斬新なデザインの空気清浄機を開発してくれることです。安心だしデザイン性も優れている。ちょっと値段が高くても、欲しい人は買う。

のでしょうか?

やっぱり、デザインが良かったとしても、お値段が安い従来の形の製品を選んでしまいがちではないでしょうか。

なおさらダイキンなどの古株メーカーは、新しいデザイン性の高い商品を作りたがらなくなりますよね。だって売れないのだから。

こうなると、価格競争によって消耗せざるを得ない土俵に立たざるを得なくなってしまいます。

価値観が古い?

実は、こうやって古株メーカーのブランドに対する価値観は安心だと表現している時点で、私の価値観はちょっと時代遅れなのかもしれないと、感じるところもあります。

というか、人によってどこに価値判断基準を置くのかは違う。

円筒形のこれが何だか分かりますか?状態の空気清浄機のデザインも、従来の箱型デザインの空気清浄機の方がデザイン性において優れていると、考える人もいるかもしれない。

だけど、みんなが安くて良いものを買おうとする消費行動の流れの結果、価格.comというサイトが動いていたり、ネットにはレビュー記事や、比較記事など、どれを買えばよいのか分からないからまとめ記事がひしめいています。

これは動かしようのない事実だと思います。

「安くて、良い」の「良い」がデザインではなくて、機能や安心感など、パッと判断できる見た目以外のところにあるからこそ、レビュー記事や比較記事がないと、商品の個性が分からないってことですよね?

質の高いコンテンツ

グーグルの検索順位に変動があったようです。検索アルゴリズムが変更されたと、公式に発表がありました。

グーグルの検索アルゴリズムは、ある意味では、サイトの品質に対するトレンドを作り出しています。SEO対策という言葉が生まれるくらい、検索順位が持つ、コンテンツ作りに対する影響力が大きくなっています。

誰かが記事を作る→検索エンジンが巡回する→誰かが検索する→検索エンジンが記事を選ぶ(記事がヒットする)→誰かが読む→読んだ結果を検索エンジンが回収する(記事の質が評価される)→検索エンジンが記事を選ぶ基準が書き換わる→誰かが記事を作る→つづく

こんな流れが永遠と同時多発的に世界中で行われているわけです。我々の購買活動よりもずっと速い速度と密度で行われているわけです。きっと。

トレンドを決めるのは「検索エンジンが記事を選ぶ基準」であります。実際の購買活動においても、我々が商品を選ぶ基準によって、売れる商品と売れない商品のトレンドが決まってます。

ニーズかシーズか

この空気清浄機を見て感じたことがあります。

cado空気清浄機
[ 出典 : cadoウェブサイト ]

ユーザーが「デザイン性の高い空気清浄機を求めていること」、ようするにニーズが発端となって、このような商品が世の中に登場したのか。

もしくは、

造り手が、今の空気清浄機市場を眺めていて、「俺たちならばもっとデザイン性に優れた商品を作れる」と信じて、ようするにシーズが発端となっているのか。

どっちが先なのか、もしくはどっちも同時多発的に起こっていたのか。

cadoの歴史というページに、この会社が発足するに至った経緯が掲載されています。果たしてこれはパフォーマンスなのか、それとも真意なのか。

こういう部分においても、企業のブランディングが図られる時代になっています。企業理念などを読み込む人が増えたから、もうどこの会社も当たり前の企業理念しか書いてないですよね。


雨の日は防塵防滴のPENTAX
[ Title : うつるもの 2017年1月 ]
[ Camera : PENTAX K-5ii ]
[ Lens : PENTAX smc PENTAX-DA 18-55mmF3.5-5.6AL WR ]

さて、何が言いたいのか分からなくなってきました。

とにかく、

我々の1つ1つの地味な行動が積み重なって、トレンドが決まったり、企業の活動方針が決まったりしているということです。

デザイン性が高いと感じる空気清浄機が欲しい!と思ったけれど、ちょっと高いしこのメーカーって本当に大丈夫なの?って思ったってことです。

うむ。

んで、

「このメーカーって大丈夫?」という疑問の裏には、「消費行動」を選択するときの価値観である「ブランドに対する疑問」や、「お金の使い方」に関する価値観が見えたわけです。

ここでだいぶ論理が飛躍します。

価格競争の先に見えたもの、モノがあふれる時代に見えたもの、そういったビッグデータと呼ばれる流れの先に表れた社会が、「車いらない」「ブランド品に興味ない」「小さな幸せを楽しみたい」というこんな世界ですよね。

少なくとも僕の目にはそういう風にうつっています。

ミニマリズムの本質は、広く浅い消費生活から、ここぞという部分に投資を絞る、とがった生活を行うための思考の変化の過程にあると思っています。

だから、最近になって「持たない生活」がもてはやされるようになっているのって、ある意味では自然な流れなのかなと、感じていた部分もあります。

混沌とした状態から1歩抜け出すためには、資金だったり時間だったりを何かに集中させて、局所的な偏りを持たせて突き抜ける必要があるのかと。

最後までお読みくださりありがとうございます。

うーん。気がついたことはたくさんあるけれど、具体的にどうすれば良いのか?に対しての答えは容易に見つかりません。

雨の日は防塵防滴のPENTAX
[ Title : うつるもの 2017年1月 ]
[ Camera : PENTAX K-5ii ]
[ Lens : PENTAX smc PENTAX-DA 18-55mmF3.5-5.6AL WR ]

雨の日が待ち遠しくなるカメラ。「防塵防滴のPENTAXで雨を撮ろう」というのも、見事な差別化による戦略です。とっても気に入って使ってますよ。

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