のるまで るこう

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涼しくなって(過ごしやすいな)今日この頃

マニュアルフォーカス レンズ『 ピントの合わせ方 』

マニュアルフォーカスレンズ(ピントの合わせ方)

マニュアルフォーカスレンズ

マニュアルフォーカスレンズ
『 ピントの合わせ方 』

画面の中で(ファインダーをのぞいたときに)、どこにピントを持ってくるべきか、迷うときがある。そんなときはフォーカスリングをぐりぐりと回してみるとおもしろい。マニュアルフォーカスのレンズでは、そんな気持ちを常に味わうことができる。

ピントの合わせ方としては、『ここっ!』というピント位置の前後を往復させて、前ピンと後ピンの変化量からの推測を補いながら、ジャストなピントリングの回転位置を探るような使い方になるのだろうか。言葉で説明するのは難しいが、そんな感じである。

はじめてマニュアルフォーカスを使ったときは、「こんなのどうやってピントを合わせるのさ」と思っていたけれど、フィルムカメラの場合は、スクリーンにスプリットイメージやマイクロプリズムの仕掛けが組み込んであるし、デジタルの場合はライブビューを使えるので、そんなに大袈裟にピントを外してしまうことも少ない。

そして何より、オートフォーカスに頼らないピント位置の探り合いが、ものすごく楽しい。ピントが近づくと、ファインダーの像が「ぶわっ」と浮かび上がる感じは、マニュアルフォーカスならではの味わいだと思う。

マニュアルフォーカスレンズ(ピントの合わせ方)

マニュアルフォーカスレンズ

マニュアルフォーカスレンズ
『 暗い場所でのピント 』

レンズとカメラの組み合わせによっては、室内や夕暮れなどを撮るときに、ファインダーが暗くて見づらくて、ピントがさっぱり分からないこともある。そんなときは、似たような距離にある明るい部分でピントを合わせて、その状態でカメラを振り向けて撮ったりするなど、少なからずの工夫が必要となる。

暗いのでレンズの絞りも開放気味となり、ますますピントにシビアな状況下になることは避けられないので、そういうときは、ある程度のピンボケを見越して、予備で何枚か撮っておくしかない。フィルムだと現像しないと確認もできないので、つらいシチュエーションとなる。(が、それがまたイイ味となる)

コントラストがはっきりした場所でピントを合わせたり、街灯に頼ってピントを合わせてみたり、腕を磨いている感をヒシヒシと感じることができて、おもしろいと思う。もちろん、「ピントさえ合っていれば・・・」という写真が現像されたときの落胆も、いつもに増して大きくなるが。

マニュアルフォーカスレンズ(ピントの合わせ方)

マニュアルフォーカスレンズ

マニュアルフォーカスレンズ
『 現役のレンズ達 』

1枚目と3枚目は「 SMC TAKUMAR 35mm F3.5 」というペンタックスのレンズで、2枚目は「 Ai Nikkor 35mm F2S 」というニコンのレンズである。ニコンのAi-sシリーズは、未だに現役で商品としてラインアップされていて、新品で購入することができる。残念ながら35mmで開放絞りがf2のモデルは、モデルラインから落ちてしまったようだが。

未だに新品で購入できるということは、大型の家電量販店に行くと、実機が店頭で触れるというコトである。マニュアルフォーカスレズは、ピントリングが不用意に動かないようにピントのネジ(ヘリコイドと呼ばれるらしい)にグリスが挿入されている。オートフォーカスのスカスカのピントリングの質感とは、まったく別物の操作感となる。これがまた「イイ!」のである。ぜひ、触ってみてほしい。

もしくは、中古カメラ屋さんやハードオフなどの中古家電を取り扱うお店に行けば、たいていは1つか2つ、打ち捨てられたようなマニュアルフォーカスのズームレンズが転がっているはずである。探してみてほしい。

たぶん、このレンズ「 Ai Nikkor 50mm f/1.4S 」が商流やブランド的な意味で、もっとも手に入りやすいというか、家電量販店の店頭で実機を触りやすいマニュアルフォーカスレンズだと思う。もう一度言おう。ぜひとも『ピントリングの質感』を触って確かめてほしい。

また、アマゾンで値段を見れば分かる通り、新品はそれなりのお値段がするので、中古での購入をおすすめする。1982年の発売より35年続くロングセラー商品となっているので、中古市場での流通量が豊富である。余談だが、10000円程度(アマゾン中古価格)で買えてしまうような中古単焦点レンズの味を知ってしまうと、自然と他のレンズも揃えたくなってしまうので注意が必要である。むふふ。ふふふっ。

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