メンタルが弱ったとき『 あなたは何をする?』

メンタルが弱ったとき(あなたは何をする?)

落ち込むこともある

『 メンタルが弱ったとき 』
あなたはどうやって立ち直る?

うつ病になんてなるわけがない。そう思っていた僕は、知らぬ間に(すっかりと)その見えない罠にハマっていた。息苦しい、過呼吸、パニック発作、などなど。やれやれ。

正直なところ、身体的な症状の発現があまりにも多すぎる場合には、ちょっとやそっとの心がけやリフレッシュで治るほど、うつ病はあまくない。想像以上に病の根は深い。

そんな体験を不幸にも味わってしまった僕が語る、「 これよかったよ!」「 あれはいまいちだったよ 」的なシリーズその1(覚え書きの意味もこめて)。

誰にでも落ち込む夜はやってくる。いつの日かメンタルがヘロヘロの(弱った)夜がやってくる。そんなとき、少しでもあなたの役に立てれば(それだけで幸せだ!)。

やったことのリストはこんな感じ。特別なことは何もない(から安心して)。

  • 静かな音楽を聞いて落ち着く
  • 同じ本を繰り返し読む
  • 同じ漫画を繰り返し読む
  • 同じアニメを繰り返し見る
  • 手を大きく振って散歩する
  • 下着を全て!買い替える
  • 知識のシャワーを浴びる

もっとも効果を感じたのは、知識のシャワーを浴びること。もっとも効果を感じなかったのは、静かな音楽を聞いて落ち着こうとすること(意外な結果でしょ)。

メンタルが弱ったとき(あなたは何をする?)

メンタルが弱る

『 メンタルが弱ったとき 』
静かな音楽を聞いて落ち着く

夜の11時過ぎ。仕事が終わって疲れた体。消化が良さそうな夕飯という名の夜食に近いような食事を楽しみながら、ソファーに横たわる。ひとり暮らしには(いささか)大きすぎるステレオセットで、落ち着いたテンポの音楽をわずかなボリュームで鳴らす。

なんてことをやっていた時代もあったんだけど。これはねー。確かに気分は落ち着くんだけど、リフレッシュできる感じではなかった。嫌なことや考えたくないことをすっと忘れることはできない。音楽のチョイスがアレだったんだろう(とも思う)。

音楽は間違いなく一級品だった(と思う)。ただし、落ち込んだときに聞いて、すっきりする(嫌なことをさっぱり忘れられるような)効果がある音楽と、逆効果になってしまう音楽があるということを学んだのかと。これはつまり、そういうことなのだ。

『 メンタルが弱ったとき 』
知識のシャワーを浴びる

図書館に通ってみよう。普段は通り過ぎるようなカテゴリーの書棚にも、暇にまかせて目を凝らせば、ほんの数冊は興味をひかれるような書籍が埋もれているものだ。

僕は機械工学科を卒業して、その後は3DCADをばりばりに駆使した機械設計と機構開発の仕事をしていた。3DCAD出現以前は、手作業で図面をひいたり製品デザインを描きあげたり、していたらしい。

とはいえ、実務としては、過去資料として手書きの図面を探したり、デザインラフを探したことが数回あった程度なので、3DCADが広く普及する前の作業風景というものは、実際には見たことがなかったし、(気にはなっていたけれど)特別に調べてみようと考えたこともなかった。

さて。そして僕は、出会ってしまったわけだ。上記のような本たちに。図書館で。

それはもう。なんだかもう。「 目から鱗(うろこ)だったというか?」「 あれ?俺ってこういう仕事に魅力を感じていたはずなのに、理想と現実ってこんなにもかけ離れていたのか?」ということを改めて実感したというか、再認識させられたというか。

くすぶってしまった情熱にもう1度ガソリンを注がれたというか、結果的に息を吹き返したというか。自分の中にもまだまだ好奇心が残っていたんだということが確認できて、うれしかったというか。ひさしぶりに心の底から『 わくわく! 』できたのだ。

あの日以来、落ち込むことが無くても、僕は定期的に図書館に通うようになった。

大量の書籍という(洪水のような)知識のシャワーをあびて、自分の中で消え去りそうな好奇心を、大きな「 わくわく! 」に変換するのだ。

するとなぜか、ずっと気になっていた悩みも忘れ、『 明日何しよう 』とか、『 これだったら自作できそうじゃない?』とか。ずっとおかしかった体調不良もふっと忘れて、なんでもできるような(活動的な)気持ちになっている。あら不思議。ほら不思議。

図書館には、ちょっと古い世代の人間達がコンピューターに頼らずにガシガシがんばっていた時代の書物が。(幸いにも!)ほこりをかぶって大量に保管されている。紙面からではあるが、静かにほとばしるパッションを「 確実に 」感じることができる。

見知らぬ誰かが熱心に何かに取り組んでいる姿を見たり、その結果生み出された成果物を身近に感じたりすることで、なぜだか不思議と「 ワクワク 」する。そして、弱ったメンタルに効果的に作用する(こともある)。

「 ワクワク 」することが、弱ったメンタルを回復させるために効果的に作用するなんて「 気のせいじゃないの?」と、思うかもしれない。実は僕も、最初は半信半疑だったし、「 なんとなくそんなときもある 」くらいにしか考えていなかった。

だけど、ワクワクすることの効果を科学的に(統計的に実験的に)研究している人達がいることを、(これまた)図書館で知ってしまった。実験結果には有意差があり、ワクワクすることの効果は証明されているようだ。

『 Positivity 』という本(日本語訳も出版されているが本のタイトル和訳がイマイチだと思う)の中で、ワクワクすることに関する研究が一部紹介されている。

そんなわけで、積極的にワクワクできるように、ワクワクできる時間が少しでも増えるように、僕は日々の過ごし方を見直すことにしたのである。

メンタルが弱ったとき(あなたは何をする?)

落ち込むこともある

『 メンタルが弱ったとき 』
さぁ どうする?

「 好きなこともできないくらい(好きなことがなくなるくらい)、弱ってるんだよ。」(正直な話をすると)僕は最初、そんなことばっかりを考えていた。

まぁそれは実際にそうなのだから仕方がないと思う。

だけど、このやっかいな病気から確実に解き放たれるためには、少しずつでもいいから、小さくてもイイから、消えそうなワクワクの炎を燃やし続けるしかない。

まずは1日に1つ。3日に1つでもいいさ。たったの5分でもいいから。

ワクワクを感じられるようなマインドを保つこと。そして、そうなるように毎日少しずつ心がけること。

そうやって僕は、このクソみたいにつまらない現実を、理想に少しずつ近づけるように、短時間でもいいからワクワクできるように、変えていこうと取り組んでいる。

本当か嘘か、ゴシップなのかなんなのか、本人に直接聞いたことはないけれど、ミスチルの桜井さんも、どうやら一度あっちの世界を経験しているそうだ(らしい)。

だからなのか何なのか、気のせいなのかもしれないけれど。あっちの世界をのぞかないと出てこないような言葉が、思想が、歌詞の中にちりばめられている(と思う)。