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鎌倉江ノ島の観光を写真多めで発信中!

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散歩効果によってあふれ出る脳内物質の何かに想う


散歩の効果を感じることが多くなりました。困った時や考え事をしたい時、とくかく歩きたくなります。パソコンの前に座ってモニターを見つめながら、湧き出てこない何かを待つよりも、席を立って10分でも歩くことが、突然のひらめきや解決策を生み出します。不思議です。本当に不思議です。みなさんは意識的に散歩する習慣はお持ちでしょうか。僕が歩くことを習慣づけたのは20代の後半になってからでした。

散歩の効果
[ Title : 夜の散歩 2016年12月 ]
[ Camera : PENTAX K-5ii ]
[ Lens : PENTAX smc PENTAX-DA 18-55mmF3.5-5.6AL WR ]

散歩のすすめ

祖父は、毎日散歩に出かける人でした。朝眠い目をこすりながらリビングに降りていくと、早朝の散歩から帰ってきた祖父が、部屋でストレッチをしています。カレンダーに関係なく休みの日も散歩に出かけていて、それは完全に日課となっているようでした。

そのおかげもあって、87歳を超えた今でも、年齢を感じさせない速さでスタスタと歩いて買い物に出かけていきます。足腰の筋力は「とても80代とは思えません。」とお医者様にも言われるそうです。物忘れが目立ってしまい、袋いっぱいのみかんを連日買ってくることもありますが、足腰は元気です。

社会人になる前は、ただ歩くことに時間を消費する「散歩」という行為に、意義を感じることはありませんでした。まぁ当たり前ですかね。

デスクワークが増えたこと。会社に出社してデスクにつけば、それこそ1日中ずーっと座りっぱなしの生活を続けるようになって、それと同時に少しずつ体調を崩すようになって、ハタと考えるようになりました。もしかして運動不足が原因かしら?

そして、圧倒的な運動不足を認識するようになりまして、散歩に目覚めました。

散歩はお気軽

散歩は気軽に始めることができます。

時間帯を選べば、夏でも着替えるほどの汗をかくことはありません。運動後の着替えとシャワーの時間が必要ないので、後の予定を気にせずにフレキシブルに生活の中に散歩の時間を取り入れることができます。

例えば、最後の1駅分は歩いてみるだとか、そういったちょっとしたことから始めることができました。

ジムに通うように定期的に出費があるわけではありません。少しだけ運動向きのシューズを用意すれば、それこそ最初はスニーカーからでも始めることができます。

少しずつ習慣がついてきたら、それなりのシューズを購入することが、継続する意欲を生み出すための燃料になりました。

また、いつでも歩けるように、おしゃれの中にソールの厚いスニーカーを取り入れるようにしています。

散歩の効果

精神面

歩き出すと、座っていた時には考え付きもしなかったようなアイデアで頭の中があふれるようになります。

視界に飛び込むものが圧倒的に増えます。太陽の光、すれ違う人々の服装や話し声、自動車の音、鳥の鳴き声。などなど。インスピレーションを呼び起こす着火剤となるようなものの数が、デスクの前とはけた違いに増加します。

肉体面

歩く事で第二の心臓と呼ばれる太ももの筋肉を動かすことができます。血の巡りが良くなります。座っていて滞っていた血液の循環を改善してあげることで、脳みその動きも物理的に活性化しそうな気がします。

視覚や聴覚を刺激することによって精神的な活性化を行うことができて、体を動かすことによって肉体的にも活性化を行うことができます。アイデアに困ったら、まずは散歩ですね。

睡眠

座っているだけよりも、体を動かすことによって肉体的な疲労を作り出すことができます。結果的に、睡眠の質を向上させることにつながります。

デスクワーカーは、頭ばっかり使って体を使うことが少ないため、脳は疲れているけれど、体は疲れていない、アンバランスな状態になっています。体もしっかりと動かして、適度に疲労させることで、よく眠れるようになります。

散歩の効果
[ Title : 夜の散歩 2016年12月 ]
[ Camera : PENTAX K-5ii ]
[ Lens : PENTAX smc PENTAX-DA 18-55mmF3.5-5.6AL WR ]

散歩の時間帯

朝の散歩はとても気持ちが良いものです。

24時間営業のお店で、いろいろな時間のシフトに入りながら働いていた時に感じたことがありました。朝の4時から6時の間に、人の流れも車の流れも少なくなる時間帯が存在するのです。夜の流れから朝の流れに切り替わるその時間帯は、人も車も少ない、静寂で空白の瞬間となります。

この人の流れが落ち着く一瞬を狙って散歩すると、まるで世界が自分独りのために存在するかのような気持ちになって、不思議な充実感を味わうことができます。ちょっと早起きがつらいですけれど。

枕草子に学ぶ、おすすめの散歩の時間帯があります。

春はあけぼの

春の散歩は、夜が明けようとする日の出の瞬間がもっとも気持ちがいいでしょう。

夏は夜

夏の散歩は、日中の日差しの強い時間帯は避けて、夜に涼しくなってからがおすすめです。

秋は夕暮れ

秋の散歩は、夕暮れの美しさを感じることができる、夕方に出かけてみてはいかがでしょうか。

冬はつとめて

冬の散歩は、まだ日が昇る前の早朝が、キリッとした冷たい空気をあじわうことができるでしょう。

季節の変化にあわせて、散歩の時間を変えてみると、季節の変化から時間の流れを感じ取ることができて、その諸行無常から、人生に対する充足感を味わうことができます。

さすがは、清少納言です。1000年前に思いをはせながら歩きたくなります。

感じる散歩

たまには考えない散歩もいいものです。

なにか考え事をすすめるために、歩きがちの私ですが、何も考えないで、ただ、季節を感じるために歩く。そういったことが時には必要なのかもしれません。

1964年に出版された『人生を最大限に生かす』という本の中で、アラン ディヴォーはこのようなことを書いています。

なんだかんだいろいろとありますが、世の中を落ち着いてながめ、そよぐ香りを楽しみ、手足に感じる感触を味わい、ひとりでその中にとけこむ心得を持てば、世の中はそれほどに耐えがたいものではないことが分かります。

そのように世の中と親しくやっていくこと、「子供の頃に感じた魔法のような幸せとおどろきがよみがえる体験をすること」、これこそが散歩の目的なのです。

アラン ディヴォー

さいごに

趣味を問われた時、「散歩です」って答えるようになりました。

怪訝な顔をする人もいますが、なんとなく、その反応を見ることで、相手の価値観を感じ取れることもあります。体や健康を大切にする人かどうかの1つの指標にしています。私にとっては踏み絵的な要素のある「散歩です」という回答がここにあります。

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