のるまで るこう

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涼しくなって(過ごしやすいな)今日この頃

杉本寺と春。第一番札所。

杉本寺と春。第一番札所。

杉本寺

杉本寺は、光明皇后(こうみょうこうごう)の命令で、藤原房前(ふじわらのふささき)と行基(ぎょうき)によって734年に創建された、鎌倉でもっとも古いお寺です。坂東三十三観音(ばんどうさんじゅうさんかんのん)、鎌倉三十三観音の第一番札所(ふだしょ)となっています。

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杉本寺と春。第一番札所。

鎌倉三十三観音霊場巡り

鎌倉三十三観音霊場巡り。ふむふむ。ふむ?よーく考えてみても意味がさっぱり分からないのでちょっとだけ勉強しました。鎌倉とは、地名のことです。三十三観音(さんじゅうさんかんのん)とは?『法華経(ほけきょう)』の「観世音菩薩(かんぜおん ぼさつ)普門品(ふもんぼん)」には、観音菩薩(かんのんぼさつ)が三十三の変化身(へんげしん)となって現れると説かれています。

ふむ?ようするに33か所の霊場の由来は、観音菩薩という仏様が33の姿に変化することが由来しているそうです。ところで、『菩薩(ぼさつ)』とはなんでしょうか。菩薩とは、仏像の種類の一種であり、仏像は、如来(にょらい)、菩薩(ぼさつ)、明王(みょうおう)、天(てん)などに大まかに分類することができます。

もともと菩薩とは、釈迦が悟りを開く前の修行僧時代の名前のことでした。ふむふむ。そして、紀元前後に仏教が広く信仰されるようになってから、観音菩薩(かんのんぼさつ)や文殊菩薩(もんじゅぼさつ)、普賢菩薩(ふげんぼさつ)など、多くの菩薩が考え出され、その像が造られるようになったそうです。ふむ?

菩薩(ぼさつ)

ようするに?菩薩(ぼさつ)って?菩薩とは、釈迦の修行中の呼び名であり、悟りを開く前の状態を表しています。そして、仏教では、すべての人が釈迦と同じように悟りの境地を開く可能性を持っていると考えられています。だから!仏教の教えを信じ、それに従って悟りを開こうとしている者は誰もが菩薩なのである、とあります。おーなるほど。

では、観音菩薩(かんのんぼさつ)や文殊菩薩(もんじゅぼさつ)と、われら一般人のようなふつうの菩薩?との違いは何か。それは、われわれ一般ピープルが悟りの境地に達するのは、はるか遠い未来と考えられていて、その年月は数百億年先のこととされています。

一方で、観音菩薩などは、次に生まれ変わったときには、悟りを開いて仏様(如来)になることが決定している存在であるということです。例えば、弥勒菩薩(みろくぼさつ)は、五十六億七千万年後に悟りを開くことが約束されているそうです。五十六億七千万年後?果てしない。ね。

このような悟りを開く一歩手前の菩薩のことを「一生補処(いっしょうふしよ)の菩薩」と呼び、ようするに最も高い位の菩薩なのだそうです。観音菩薩や文殊菩薩など、仏像として造られている菩薩達は、すべてこの「一生補処(いっしょうふしよ)の菩薩」ということになります。

そして、観音菩薩や地蔵菩薩(じぞうぼさつ)は、われわれ人間が住む世界である娑婆(しゃば)をかけまわって、われわれに救いの手を差し伸べて、願いを聞いてくれると考えられています。ふむふむふむ。だから、三十三観音をめぐることで願いがかなうと、言われているのですね。なっとく!

PHOTO SUGIMOTODERA

杉本寺と春。第一番札所。 杉本寺と春。第一番札所。 杉本寺と春。第一番札所。 杉本寺と春。第一番札所。 杉本寺と春。第一番札所。 杉本寺と春。第一番札所。 杉本寺と春。第一番札所。

第一番札所

鎌倉駅からゆったり歩いて徒歩30分。岐れ路(わかれみち)という交差点を通り過ぎて10分くらいで杉本寺に到着します。本堂には十一面観音が3体まつられています。33に変化する観音様の1つの姿ってことですね。

杉本寺は、鎌倉三十三観音霊場巡りと坂東三十三観音霊場巡りの第一番札所となっていて、まっさらな御朱印帳を用意しないと『発願印』というハンコがいただけないらしいです。もちろん杉本寺で、新しい御朱印帳を手に入れることができます。

この時に、鎌倉三十三観音を巡るのか、坂東三十三観音を巡るのかで、用意される御朱印帳が異なるようなので注意してください。なんでも、坂東三十三観音巡りの場合は、専用の御朱印帳が用意されているけれど、鎌倉三十三観音巡りの場合には、専用の御朱印帳は用意されていないとのことです。

ちなみに、坂東三十三観音巡りが設定されたのは古く、鎌倉時代にさかのぼるそうですが、鎌倉三十三観音が設定されたのは、大正から昭和にかけてだそうです。ということは、鎌倉三十三観音巡りの歴史は100年弱ということになります。

杉本観音像

1189年、となりの家から起こった火によって本堂が火事で焼けてしまうことがありましたが、この時に、本堂にまつられていた十一面観音像の3体は、自力で境内の杉の木の下に逃げ出して、焼失をまぬがれたそうです。なんと!

このことから、観音様の力に驚きびっくりした近隣の住民たちの間で、杉の木の本の観音と呼ばれるようになったことが、杉本寺(すぎもとでら)のいわれであると、伝えられています。

御朱印帳

さて、そんなこんなで鎌倉三十三観音霊場巡りをスタートさせようかどうしようか迷いつつも、第一番札所に参拝してきました。せっかくならば、ということで御朱印帳を手に入れて、そこそこに歴史を「お勉強」してから、有り難く参拝させていただきましたとさ。もらいましたよ、発願印!

第一番札所から順番に「順打ち」という順路でテクテクとお寺を回っていこうと思いますが、果たしていつになったら結願印を頂けるのやら。ひとまず世間はゴールデンなウィークに突入してしまうので、スーパー混雑な鎌倉は、連休を明けて落ち着いてから、うろうろしたいと考えています。

[ Title : 杉本寺と春 2017年4月 ]
[ Camera : PENTAX K-5ii ]
[ Lens : PENTAX smc PENTAX-DA 18-55mmF3.5-5.6AL WR ]

※参考文献
知識ゼロからのお寺と仏像入門
鎌倉の寺 小事典
神奈川県の歴史散歩 下巻
御朱印でめぐる鎌倉の古寺

杉本寺と春。第一番札所。

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