のるまで るこう

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涼しくなって(過ごしやすいな)今日この頃

単焦点レンズの魅力(構図の意外性)

単焦点レンズの魅力

制限された広さ

単焦点レンズの魅力
『 構図の意外性 』

僕は、単焦点レンズが好きだ。単焦点レンズの『何が好きか?』というと、ただ単純に集めることが好きだ。「おいおい」と思われるかもしれないが、中古カメラ屋さんやヤフオクなどをのぞいていると、古今東西それこそ星の数ほどのレンズが並んでいる。

あれも使ってみたい。これも使ってみたい・・・。そんなこんなで集めてしまう癖がある。僕の場合は、古めかしい中古レンズに惹かれることが多く、お値段も1本5000円程度からなので、これまた気軽に?財布のひもが緩んでしまう。(困っている)

撮る方はどうなのか(描画はどうなのか)。一般的に、単焦点レンズの『良さ』は、明るい開放絞りがもたらす暗所での機動性や、ボケの表現性などが、時流的にクローズアップされて取り上げられている。また、レンズの性能による描画の特性が、そのレンズの個性と称して雑誌やネットレビューなどで、専門家によって評論されている。

確かにそれはそうなんだけど、(僕が思うに、)単焦点レンズの魅力とは、制限された画面の大きさがもたらす、『構図の意外性』だと考えている。単焦点レンズというものは、名前の通り焦点が単一なので(ズームすることができないため)、欲しいと思った構図を、自らの足を運ぶことによって探し出して撮影することになる。

ズームレンズの場合は、画面の広さを自在にコントロールできるため、(例えば)目に留まったモノが最大限に大きく写るような画角を選んでしまったり、(風景の場合など)もっとも広く写るようなワイド端を選んでしまったり、なんとなく写真を撮ってしまう。すなわち、構図に対する配慮がちょっとだけ欠如する。

一方で単焦点レンズの場合は、画面の広さをコントロールすることが機械的にできない。だから、目に留まった撮りたいモノが、撮りたいと思った心象風景に近づくように、(まるでパズルのゲームをするかのように)制限された広さの中で『構図の工夫』をするのだと思う。

結果として、画面の広さの不自由さが発端となって、構図の熟成が起こり、イイ写真が撮れる(気がする)。なんとなく構えた構図よりも、あーでもない、こーでもないを繰り返した構図の方が、印象が良いことがある。『構図の意外性』とはよくいったもので、構図をよーく選び取るのだ。これが、単焦点レンズの魅力である。ふむ。

単焦点レンズの魅力

『 単焦点レンズの魅力 』

単焦点レンズの魅力
・ 構図を探す ・

上の写真は、「あー、なんだかイイ雰囲気だなぁ」と思ってからカメラを構えるも、もっと広角で撮りたいのに撮れないという制限があって、前後に行ったり来たりを繰り返して、なんとなく良さそうな構図を探した1枚だ。

こんな感じで、撮ったときの記憶が自分の中に残るのも、単焦点レンズの魅力の1つだし、おもしろいところだと思う。どうしても思い通りの構図にならなくて、また違うレンズを持ってリベンジなんてこともありうる。

僕は自分にちょっとだけ厳しいゲームをすることが多くて(というか楽しいからなんだけど)、50mmのレンズを1本とか、28mmのレンズを1本とか、ようするに単焦点を1本だけを持って写真を撮りに行くことも多い。いや、これがまた楽しいんだよ。本当に。

そうやってみて分かったことは、寄りたい場合は近寄ればいいんだけど、ひきたい場合(すなわちもっとワイドに撮りたい場合)は、どうしようもないってこと。夕焼けが綺麗だったり、すーっと開けた山あいからの遠景が綺麗だったり、そんなときに長い焦点距離のレンズだと、物理的に後ろに下がれないことが多くてどうしようもないってことだ。まぁ当たり前なんだけど。

見方を変えれば、風景などの遠景を50mmくらいのレンズで切り取ることは、ものすごく難しい(うん。苦手だ)。また、広い風景は、(奥行き感が)広く写る広角域のレンズで切り取った方がダイナミックに撮れることもあって、50mmの風景はますます難しく感じてしまう。というわけで、風景写真が多めの人は、広めの単焦点レンズを選んだら良いと思う。(でもそうなると、構図を遊ぶ意外性の楽しさは半減してしまうかも)

単焦点レンズの魅力

『 単焦点レンズの魅力 』

そんなこんなで、単焦点レンズの魅力をきっかけに構図についてダラダラと書いてみた。構図は大事である。そして構図の大切さを教えてくれる単焦点レンズは偉大な存在である(笑)。

「単焦点レンズ欲しいかも・・・」なんて迷っている人は、取り合えず中古でも安くても何でもいいから、1本使ってみると!その先に新しい世界が広がっている(楽しいよぉ)。

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