のるまで るこう

み み

暑い夏の季節がやってきますな今日この頃

うつ病と精神科と心療内科と僕の出会い

慢性的な息苦しさが続いていました。寝ているとき以外は、常に空気がうすい感じ、常に酸素が足りない感じがありました。朝は息苦しくて目が覚めました。過呼吸発作が起きることが怖くて外出ができなくなりました。電車に乗れなくなりました。渋滞が怖くて車に乗れなくなりました。ここでようやく精神科、心療内科という看板の病院のお世話になります。

江ノ電の写真とブログ
[ Located in : 江ノ島電鉄沿線 2016年12月 ]
[ Camera : PENTAX K-5ii ]
[ Lens : PENTAX smc PENTAX-DA 55-300mmF4-5.8ED ]


精神科と心療内科での診察

精神科と心療内科を受診するまで

風邪が治らない症状に続いて、息苦しさと過呼吸の発作に悩まされるようになりました。さすがにこれはおかしいと感じて、内科のお医者様にかかりました。症状を話して、血液検査と心電図と胸のレントゲンを撮ってもらいました。特に異常は見つかりませんでした。

お医者様に聞かれました。「最近、ストレスを感じることはないですか?こちらのチェックシートに〇をつけてみてください」渡されたのは「うつ病のチェックシート」と書かれた用紙でした。ほぼ満点解答に近い状態でしたが、内科のお医者さまはうつ病とは断定せずに、精神科や心療内科に一度相談してみてくださいと言われました。

ここで初めて、「精神科」「心療内科」というジャンルのお医者様の存在を知ることになります。それまでは、精神科も心療内科も聞いたことがありませんでした。ストレスを感じたことはないと思っていたので自分の目には止まりもしませんでした。

病院を決めるまで

近所の精神科と心療内科のお医者様をネットで調べました。そもそもこの時点では精神科と心療内科も違いすら分かりませんでした。そういったメンタルクリニックのホームページを読み込むと、「うつ病」や「ストレス」や「自律神経失調症」などの聞いたことはあるけれど、自分の身にふりかかってくることを想像もしなかったような症状の名前がたくさん載っていました。もちろんこの時点でも、自分には関係ないと思っていました。

そして、近所にあったネットの口コミ評価が高かったお医者様に電話をかけてみました。すると「混みあっておりまして初診のお客様の予約は1か月先まで埋まっております。1か月後でもよろしいですか?」と言われました。

「なに?そんなに混んでいるの?そんなに受診する患者さんがいるの?」おどろきました。この時僕は、息苦しさと過呼吸発作にかなり苦しんでいました。耐えられないくらいで、仕事にも支障が出ていました。1か月は待てませんでした。ですから、口コミが見当たらなかったけれど土曜日も開院している別のお医者様に電話をして予約を取って受診することになりました。精神科と心療内科の看板が挙がっていました。

診察室で泣き崩れる

診察室に通されると、感じの良い50代くらいと予想されるおじさま先生が座っていました。「どうされましたか?」と聞かれました。

僕は答えました。

風邪の症状から息苦しさと過呼吸の発作が出てくるようになって、内科の先生に診てもらったけれども、特別な異常は体に見つからなかったこと。「うつ病のチェックシート」に記入したら、ほぼ満点解答だったこと。精神科や心療内科の受診を進められたこと。

おじさま先生はうなずきました。さらに聞かれました。「最近、不安に思うことや心配なことはありますか?」と。

僕は答えました。

「家族のこと、仕事のこと、会社のこと、友人のことで、これこれこのような出来事があって、寝ている時間以外はほとんどの時間をこれらを解決するために努力しています。心配ではありますが不安ではありません」と。

ここでお医者様に言われました。

「そうですか、それは大変でしたね。それだけのことを1人でかかえれば、誰だって心に不調をきたすものです。息苦しさと過呼吸の発作は不安神経症の一種の症状でしょう」

僕は耳を疑いました。

僕がやっていたことは、そんなに大変なことだったのか?これは精神的な問題から引き起こされる症状だったのか?不安ということに気がついてすらいなかったけれど、僕はそんなに多くの不安を抱えていたのか?不安神経症ってなんなんだ?

そして、説明が終わると同時に、なぜか僕は泣き崩れてしまいました。本当にダムが崩壊して涙という雨があふれだすように、診察室で泣きました。涙を流すのはもう何十年ぶりだろうかと思いました。なんだかとても遠くて戻れないところに来てしまったような感じがしました。

おじさま先生は言いました。「この薬を飲んで様子をみてください。ひとまず1週間分出します。また来週来てください」

僕は涙を拭いて椅子から立ち上がり、診察室を後にしました。

不安神経症と抗不安薬と抗うつ薬

処方された薬

このとき、お医者様から出された薬は、今まで飲んだことがある風邪薬とは違いました。初めてみた薬でした。抗不安薬としてメイラックスという薬が、抗うつ薬としてジェイゾロフトという薬が処方されていました。

精神の異常に気がつかない自分

ここでふと、疑問がわきました。僕は息苦しさと過呼吸の症状に悩まされていたのに、どうして抗不安薬と抗うつ薬が処方されているのかということです。あれ?これって間違ってない?と感じました。

ようするに、診察室で泣き崩れたにも関わらず、自分の精神状態のおかしさに気がついていませんでした。仕事を辞めることも休むことも勧められなかったし、うつ病とも言われませんでした。だから、まだがんばれる。まだこのまま生活を続けていられる、と考えていました。「まぁすぐに治る」ってどこかで信じていたようにも思えます。

副作用という文字

抗不安薬と抗うつ薬などの精神安定剤系の薬をネットで検索すると、副作用に対する恐怖心をひたすらに刺激するような言葉がならんでいました。僕にはまるで地獄に落ちるための入り口のような薬に感じられました。つらい副作用、抜け出せない依存、薬をやめるときの断薬症状など、薬を飲むことに対するメリットよりもデメリットの方が多いように見受けられました。

飲むか飲まないか

振り返ってみると、この時点ですでに、思考能力や判断力などが弱くなっていました。文字通りパニックでした。息苦しさと過呼吸を抑えたくて必死でした。もう本当に、読んで字のごとく必死でした。家族に相談すると、抗不安薬は飲むと落ち着くけれど、抗うつ薬は飲んだことがないからやめておけばと言われました。

僕は最終的に、その言葉を信じて、メイラックスという抗不安薬を1日に1粒飲み始めることになりました。ジェイゾロフトという抗うつ薬は、怖くて飲めませんでした。

不安神経症とは

僕の場合は、不安をたくさん抱えることによって、息苦しさと過呼吸の発作が出ていました。他人から見ると重すぎるくらいの不安を抱え込んでいる状態なのに、自分ではその不安の重さに気がついていない麻痺した状態です。まるでしびれて感覚が鈍くなっているような状態です。この状態に対して不安神経症という病名がつきました。

伝えたいこと

自分の状態が分からない

病院からの帰り道、僕は不思議な気持ちでした。僕は息苦しいと伝えたのに、処方された薬は精神安定剤であったことに対して疑問を感じていました。なんでうつ病ではない僕に、うつ病の薬や不安を抑える薬が処方されるんだ?って。

診察室で数十年ぶりの涙を流し、泣き崩れたにも関わらず、自分の置かれた状況を分かっていませんでした。今になって考えれば、あの頃の僕は、短い導火線に火がついた不安という目に見えない爆弾を抱えたようなものでした。どう考えても精神的におかしい状態だったと言えます。そんな状態では自分のことを的確に判断できるはずがありません。

息苦しさに効く薬ってあるの?

あれからお医者様を何件か回りましたが、ついに息苦しさを直接的に抑えてくれる薬が処方されることはありませんでした。解熱剤のように息苦しさと過呼吸を抑え込む薬があれば、どんなに楽になれるのかと何度も考えました。けれども、そんな薬は見つかりませんでした。

しかし、僕の息苦しさと過呼吸を一時的にでも抑える薬がもしもあったのならば、きっと僕はいまだに自分が抱えている時限爆弾がすくすくと成長していることに、気がつかずにいたと思います。考えただけでも恐ろしさで目がくらみます。


抗うつ薬の処方があった時点で、もっと真剣にうつ病の可能性を考えたほうが良かったと思います。僕はここからさらに1年、無理をしていると思わずに、無理をしながら仕事を続けます。次回はそんな話を書きます。
この記事に続きます。


この記事の続きです。



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