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うつ病になるまでの症状

うつ病のお話

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うつ病の症状は人によって様々です。僕の場合は、からだの症状として息苦しさとそれによって引き起こされる過呼吸に24時間休む間もなく悩まされました。それに寄り添うように、こころの症状として、過呼吸に対する恐怖、外出に対する恐怖、遠出に対する恐怖、症状がいつまでも改善しないことに対する絶望感などに悩まされました。にもかかわらず、「あなたはうつ病です」とお医者様から言われたのは、息苦しさの症状に出会って、1年以上が経ってからでした。

江ノ電の写真とブログ
[ Located in : 江ノ島電鉄沿線 2016年12月 ]
[ Camera : PENTAX K-5ii ]
[ Lens : PENTAX smc PENTAX-DA 18-55mmF3.5-5.6AL WR ]


診断された病名と僕の性格

診断された病名の変化

不安神経症、不安障害、パニック障害、抑うつ状態、過換気症候群、うつ病と僕の症状に名付けられた病名は変化していきました。なんでそんなにコロコロと病名を変える必要があるのかよく分かりません。処方される薬はいつも同じものでした。

後になって気がついたことですが、お医者様によって、「あなたはうつ病です」と言い切る人と言い切らない人がいるようです。うつ病によって現れる症状は人によってそれぞれであって、「こうなったらうつ病です」という定義は無さそうです。

体調管理は後回し

もともと、仕事や趣味などに熱中すると自分の体のことは気にならない、気にかけないタイプの性格でした。何かに集中しているときは、ご飯を食べる時間も寝る時間も忘れて、没頭してしまうタイプです。自分の中で決めた区切りがつくまでは、やめるという思考回路に信号は流れません。

ストレスに関すること、メンタルヘルスに関することも話としては聞いていましたが、自分の体とは無縁だと考えていました。うつ病の話も耳にしてはいましたが、まさか自分の身に降りかかってくるとは思いもしませんでした。青天の霹靂(へきれき)とはまさにこのこと。

自分は一切ストレスを感じたことがない。ストレスって何?そういう人間でした。でも、今になって振り返れば、自分の気持ちという感情に鈍感であっただけで、知らず知らずのうちにストレスを貯金するように溜め込んでいただけでした。溜まりに溜まってダムが崩壊するように、症状は悪化していきました。

僕の味わった症状

僕が体験した症状について、「からだの症状」と「こころの症状」という視点で順番に紹介します。

不眠

「からだの症状」です。夜が眠られなくなりました。寝付けない日もあれば、すぐに寝付けたとしても朝方目が覚める日などパターンはいろいろとありました。朝方目覚まし時計が鳴る10分以上前には必ず目が覚めていました。よく寝たつもりでも午前中はとても眠くなって、会議の時間など、脳みそが受信モードになる時間は眠気との戦いでした。

胃の痛み

「からだの症状」です。どうしようもなく胃が痛くなりました。内科にかかると逆流性食道炎と診断されて、胃カメラで検査をしました。小さな潰瘍(かいよう)ができていると診断されて、胃酸を抑える薬と胃の粘膜を保護する薬を処方されました。半年くらい薬を飲むと胃の痛みは無くなりました。

吹き出物と乾燥肌

「からだの症状」です。口の周りの吹き出物と二の腕と太ももなどの乾燥からくるかゆみに悩まされるようになりました。皮膚科にかかりましたが、「ストレスです」と診断されて、いまだに治りません。

吐き気

「からだの症状」です。朝起きてから出社するまでの吐き気に悩まされました。胃の痛みも消えていて、不眠はあったものの調子が戻ってきたところでした。吐き気がするのは起きてから朝食を無理やり食べて出勤するまでの間だけで、長時間は続きませんでした。だから気にすることもなく、特にお医者様にかかることはありませんでした。

胃の痛み再び

「からだの症状」です。吐き気が収まるって半年くらいするとまた胃の痛みがやってきました。再度同じ病院で診てもらい同じ薬を処方されました。2度目だったので、胃腸が弱い体質なのかもしれないと思ったくらいでした。

食欲不振と外食恐怖

「からだの症状」と「こころの症状」です。食べると胃が痛くなることが多かったため、量が食べられなくなりました。食べることに対する恐怖心が出てきました。食事を野菜中心にして、食べる量は少なくなって、食生活が楽しむものからコントロールするものに変わっていきました。体重が3キロくらい落ちました。外食すると、「完食しなければならない」「残すことが申し訳ない」という気持ちから外食が苦手になりました。とてもお腹が空いていても、注文を終えると「食べきれるかどうか分からない」という恐怖からお腹が一杯になってしまい、何も手を付けずに帰ってくるということもありました。特にお医者様にかかることはありませんでした。

めまい

「からだの症状」と「こころの症状」です。食欲不振や外食恐怖などの症状は治まって、特に体調の問題はなく生活しているつもりでした。それでも食事のコントロールはしていました。不眠が出始めてから2年くらい経っていました。

朝起きると、世界がグルグルと回っていました。ハイハイしても動けませんでした。なんだこれは?初めて経験した回転性のめまいという症状でした。耳鼻科にかかりました。メニエール病と診断されて1週間くらい薬を飲むと症状は治まりました。

メニエール病を経験してから2か月後くらいから、気を抜くとフッと意識が遠くなって足元をすくわれるようなめまいを感じることがありました。立ちくらみに近いかもしれません。突然すっと意識が遠くなることが怖いため、遠出をすることをためらうようになりました。1か月くらいで気にならなくなったため、特にお医者様にかかることはありませんでした。

息が止まる

「からだの症状」です。トイレに座っているときや食後に落ち着いたときなどに、ふと気がつくと呼吸が止まっていると感じるようになりました。意識して吸うもしくは吐くという動作を開始しないと、呼吸ができないような感覚にとらわれるようになりました。特にお医者様にかかることはありませんでした。

何をしていてもつまらなくなった

「こころの症状」です。写真以外にもいくつかの趣味がありましたが、今まであれほど楽しくのめり込んでいたモノやコトが何をやってもつまらなくなりました。全く盛り上がらなくなりました。楽しくなくなりました。人生つまらないと感じるようになって友達に相談しました。「何か楽しいことってないかな」と。特にお医者様にかかることはありませんでした。

後になって、近所の内科の先生から聞いたのですが、この「今まで楽しかったことが楽しくなくなる」という症状はうつ病であるかどうかを判断する大きなポイントになるそうです。

ここで休憩

ここまでの症状が、精神科、心療内科にかかる前の症状です。こうやって書きならべてみれば、体が発する信号にどうして気がつかなかったんだろうと不思議な気持ちになります。ストレスとは無縁だと思っていたこと、自分の体調管理に対する意識の低さ、感情に対する鈍感さがありました。不眠を自覚してから3年の月日が経っていました。ここまでの症状は耐えられないというほど酷いと感じたことはなくて、普通に社会生活を送ることができていました。

息苦しさと過呼吸

「からだの症状」と「こころの症状」です。風邪をひきました。ちょっとだるいくらいの風邪では仕事は休まなかったので、そのまま過ごしていたのですが、風邪のだるさが1か月経っても抜けませんでした。

そして、用事があって新幹線に乗ることがありました。新幹線に乗ってすぐに、鼻が詰まって空気が吸えなくなるような息苦しさを感じて過呼吸を起こしてパニックになりました。やばい。どうしよう。何かがおかしい。ここが、僕の中のダムが決壊した瞬間でした。

さすがにこれはおかしいと思って、内科のお医者様にかかりました。症状を話して、血液検査と心電図と胸のレントゲンを撮ってもらいました。特に異常は見つかりませんでした。お医者様に聞かれました。

「最近、ストレスを感じることはないですか?ちょっとこちらのチェックシートに〇をつけてみてください」渡されたのは「うつ病のチェックシート」と書かれた用紙でした。ほぼ満点解答に近い内容でしたが、内科のお医者様はうつ病とは断定せずに、「精神科や心療内科に一度相談してみてください」と言われました。

伝えたいこと

うつ病を知らなかった

ここで初めて精神科、心療内科という看板を掲げた病院に足を運ぶことになります。この時点でも自分がうつ病だと認識はしていませんでした。僕の中でうつ病というものは、朝起きたら動けなくなって布団から出られなくなるものだと勝手に想像していました。僕は朝も起きれたし、仕事もつまらないと感じたことはありませんでした。だから、自分の症状は何か別のことに原因があるものだと信じていました。

体調というものは、案外自分ではその変化に気がつきにくいものかもしれません。僕の場合は、多くのフラグを見逃しています。もっと早く自分に向き合っていればよかったです。残念でなりません。あなたならばどの時点でその症状のおかしさに気がつきますか?

うつ病になる前に

症状が重くなると本当にどうしようもなくなってしまいます。感情のダムが崩壊する前に、自分で自分の体のサインを見逃さないことが大切です。もし、タイムスリップできて3年前の自分に会うことができたのならば、僕は何よりもこの一言を伝えて、無理やりにでもすべてを辞めさせていることでしょう。

どうしてそんなに多くの症状を我慢して見過ごしたのでしょうか。僕の中では耐えることや我慢することは、そんなにつらいことだと感じていませんでした。これは性格でしょうか。今でもよく分かりません。生まれ育った環境や教育によってこのような性格というか性質になっていました。本当に、「さっさと気づけよ」って、当時の自分に伝えたくなります。


長くなりました。次回に続きます。

この記事の続きです。



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