のるまで るこう

み み

涼しくなって(過ごしやすいな)今日この頃

写ルンです『撮り方のコツ』- 01

写ルンです『撮り方のコツ』

写ルンです(撮り方)

『写ルンです』シンプルエースで撮影。モクモク雲の曇り空。スキマからあらわれた太陽を中央にフレームしてみた。手前の草花の色は、飛んでしまって黒い影になるかと思いきや、意外と色が残った。8月のおわり午後2時くらいの空。風が強い1日だった。

写ルンです
『撮り方のコツ』

「美しい人はより美しく、そうでない方はそれなりに。」というキャッチコピーが話題になった(らしい)レンズ付きフィルム『写ルンです』。このキャッチコピーはあながち間違いではないと思う。美しいものはより美しく写るし、そうでないものはそれなりにしか写らない。そして、「美しいもの」と「そうでないもの」の選り分けが難しい。

「インスタ映え」という言葉と共に、写ルンですがもう一度注目を浴びているようだが、このカメラを「それなりに」でも、使いこなすのはかなり難しい(と思う)。なかなか思い通りには撮れない。撮り方が分からない。

というわけで、「こんな条件でこんなふうに撮ると、こんな感じに写るよ!」という失敗の嵐から学んだ経験則を、ちょこまかとまとめてみる(ことにしよう)。

使ったカメラ(フィルム)は、レンズ付きフィルム『写ルンです』の「シンプルエース」と「1600 Hi Speed」。カメラのキタムラで現像とプリント(補正無しで)とデジタル化してCDに書き込んでもらったものを、無加工で掲載している(このページの写真すべて)。すなわち、条件さえ揃えれば、同じ色が出せる(可能性がある)ということである。

※・※・※

写ルンです『撮り方のコツ』

写ルンです(撮り方)

・青空を濃く撮りたい・

濃い青を撮るためには、ちょっとした工夫が必要となる。まずは、『順光』を見つけること。そして、太陽を背にした状態(順光ね)で空を見上げること。そこで、空をよーく観察すると、空の一番高いところあたりが、もっとも濃い青になっている(と思う)ので、そこをねらって撮ること。空を見上げるようにシャッターボタンを押すことになる(ことが多い)。

もちろん、時間帯や季節にもよるんだけれど、(濃い)青い空を撮る前に、空をよぉーく観察してみてほしい。ひとくちに『青空』といっても、方向によって色合いに濃淡がある(はず)。濃い部分を切り取ろう。

また、上の写真を見ると分かるように、写ルンですのレンズは周辺減光をおこすので、四隅が暗くなってより「濃い」青色となる。なので、その部分が本来の空の「濃い」部分と重なるように撮ることで、群青色のような青を写すことができる(ときもある)。

※・※・※

写ルンです『撮り方のコツ』

写ルンです(撮り方)

・青空は白く写る・

青空を「濃く」撮る方法があるということは、写ルンですを使って「普通」に青空をフレーミングしても、期待したような青空にはならず、白っぽい空になってしまう(ことが多い)ということである。むふふ。残念。

上の写真も、雲なのか「青空」なのか、その境目がはっきりしない。もちろん順光で撮っている(影を見てね)。空の低い部分の青空は、白っぽく「かすんだ」うすーい水色のような空色に写るようだ。この現象を知ることで、フレームの中に空をどのように入れるべきか、変わってくると思う。構図としての撮り方を工夫したくもなる。

写ルンですの青空は、なかなかに難しいのだ。あまり期待しない方が、(現像ができあがったときにがっかりしなくて)よい。

※・※・※

写ルンです『撮り方のコツ』

写ルンです(撮り方)

・空を広く撮ろう・

この写真は、写るんです「シンプルエース」で撮った1枚。夕焼けが撮りたくて試行錯誤していたら、撮れた(うれしかった)。8月おわりの午後6時前、太陽はもうすぐ沈みそうだけど、まだまだ周囲は明るい。

そんな状況では、とにかく太陽をフレームに取りこんで、夕焼け空の方をパチリすれば、こんな写真が撮れてしまう(ようだ)。レンズの周辺減光もあいまって、空に自然なグラデーションがあらわれる。空を広く撮ろう。

※・※・※

写ルンです『撮り方のコツ』

写ルンです(撮り方)

・1600 Hi Speedで撮ろう・

この写真は、・空を広く撮ろう・と全く同じ条件で、写ルンです「1600 Hi Speed」で撮った1枚。「シンプルエース」と比べて、これほどまでに色味が違うことに驚いた。どんな色味の『あおいろ』を出したいのかで、写ルンですを使い分けるとおもしろい(と思う)。

写ルンです『1600 Hi Speed』には、「 NATURA1600 」というフィルムが封入されているようで、ようするにこのフィルムはこんな色味なのであろう。シンプルエースよりも今風の『あおいろ』が撮れる気がした。

撮り方のコツもそうだけど、使い分けにもコツというか、フィルムの色味というクセを覚えると、表現の幅が広がると思う。

・写ルンです『撮り方のコツ』・
(その1) (その2) (その3)

※・※・※

- top -
・写ルンですの『使い方』・

プライバシーポリシーと広告について