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ついでの用事でつまようじ。通称めがね橋まで碓氷峠を登った。碓氷峠というと、自動車趣味な人達と鉄道趣味な人達と、はたまた登山趣味な人達と。多くのジャンルな人達が振り返るのではないだろうか。

それっぽく言葉をつらねるとすれば、低速コーナー中心でハンドル操作が忙しいワインディングをスンスン登っていくと、目の前にドーンとめがね橋が表れる。

紅葉は終わりかけ。めがね橋から少し登ったところに駐車場やトイレが整備されていて、平日の午後とはいえ人の波が途切れることがないくらいの賑わいを見せていた。

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妙義山を走ってから碓氷峠を目指したこともあったが、光線状態は夕暮れに近い。山あいの日没は想像以上に早かった。

ここを本当に鉄道が走っていたのかと、信じられないくらいの急勾配にトンネルと路盤が残されている。終わりかけとはいえ鮮やかに紅葉した木々が周囲にうっそうと茂っていた。現役時代は素晴らしい車窓が広がっていたことだろう。

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横川の方向にいくつかのトンネルを歩いてくぐってみた。鉄道用のトンネルをくぐれることや、レンガを積み上げて作られたトンネルであることなど、非常に興味深い。そして何よりトンネルの中から眺める紅葉がとても美しい。

妙義山の「 妙義の谷は深いぜ 」で有名なあの道路の紅葉は最盛期を迎えていて抜群に美しかったが、こっちもこっちで遺構と組み合わさった風情がすばらしい。

来年もぐんまーに行こうと心から思った。

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nikkor-s auto 50mm f1.4とD700で撮影。f5.6まで絞れば、開放でのモヤッとした写りは影も形も消えてしまう。